廉価どころか激安で入手が容易なCマウントの中華レンズを5つほどeBayで入手しました。
今回は前編?ということで作例はありません。外見の紹介のみ。
但し書き:
Cマウント:
ピッチ0.794mm(32山/1in)
フランジバック17.526mm
内径25.4mm (1in)
元々(出自)は16mmシネカメラ用のスクリュー(ネジ式)マウントとして今でも監視カメラ(CCTV)など。(詳細はこちら)
Cマウントレンズを各種ミラーレスカメラで利用する際に大きな問題となるのは・・・・
(1)元々は小さなセンサー用に作られている
ー> レンズによっては大きなケラレが出る場合がある
ー> ケラレが少ないとしても周辺解像度がボロボロ
(2)フランジバックが短いために無限遠が出ない可能性がある
ー>Cマウントは正式?には17.526mmで、例えばEマウントは 18mmなど。尚 ライカのMマウントは27.8mmと離れてるのでほぼ使えませんでマウントアダプターも探せませんでした。
マウント一覧 http://photosku.com/archives/1435/
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センサーサイズとしては1インチセンサーのNikon 1で使うのが良いんでしょうけど、Nikon 1は色々と問題が多い(非純正レンズ装着で露出計測が出来ない、フォーカス拡大が出来ない、ホットシューがなくてストロボ撮影のハードルが上がる)ので使う気になれません。この辺りの情報はこちらとこちら。
フランジバックの差:
中華製は、オーバーインフ(無限遠を通り越す)が多い、各マウントアダプターが内側に1mm前後セットバックしてフランジバックの差を吸収してしまってるなどで対応可能かと。
センサーサイズの差:
大きめのセンサー利用も考慮して作ってるレンズもある(後述の製品名 APS-Cなんかはまさにソレ)ので、レンズを選べば(ほぼ回避できそうですし、事実、事前に分かっていた fujian 25mm F1.4を除くとAPS-Cでもほぼケラレはありませんでした。
レンズ名記載のあとの()のJPYは入手時の換算価格。各種ミラーレス用のマウントアダプターなんかもeBayだと200円前後で入手できたりします。
APS-C 25mm F1.4 (JPY 5,031)
APS-C 35mm F1.6 (JPY 5,435)
Fujian 25mm F1.4 (JPY 1,911)
事前に分かっていたのですが、このレンズのみAPS-Cで大きなケラレがあります。 m4/3では僅かにケラレ(強い減光程度でトイカメラ程度)に留まる感じなのでこちらはAPS-Cでは使わずにm4/3(もしくはそれ以下)用が良いかと思います。
Fujian 35mm F1.6 C (JPY 3,129)
Fujian 35mm F1.7 (JPY 1,751)
このレンズのみ、反射の色が単色っぽく、コーティングがモノコートっぽいです。
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